「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2025」が7月1日、全国310店でスタートする。
同イベントは、2021年より全国各地の洋菓子店やホテルで開催しているフランス菓子を中心としたパティスリーの祭典。開催期間中には、各参加店舗の職人が素材にこだわり、ひとつひとつ手作りした共通テーマに沿ったオリジナルのお菓子を提供する。全国のパティシエが考案した多彩なテーマスイーツが並ぶこのイベントは、年々話題を集め、多くのファンを魅了している。
昨年は北海道から沖縄までの290店が参加し、約7万人以上が来店した。今年は5年目を迎え、「サントノレ」をテーマに過去最多の310店が参加する。昨年好評だった「スイーツ名言&推し活」企画の継続実施に加え、「北陸支援企画」や新たに「子ども食堂への支援活動」にも取り組む。
5月27日に都内で実施されたプレス発表会では、フランス菓子研究家の大森由紀子氏がMCを務め、在日フランス大使館文化部次席参事官 兼 アンスティチュ・フランセ日本副代表による挨拶や、注目のシェフ5名によるスピーチなどが行われた。今年も夏のパティスリーめぐりが全国各地で盛大に開催される。
今年のテーマは「サントノレ」
今年のテーマスイーツは「サントノレ」(Saint-honore)。19世紀にパリのサントノーレ通りにあるパティスリー「シブースト」で誕生したとされるフランスの伝統菓子である。円形のパイ生地の上にクリームを絞り、キャラメルでコーティングしたミニシューを飾り付ける。その見た目は公爵の王冠をイメージしており、フランスでは特別な日に食べるお菓子として親しまれている。
サクサクのパイ生地、ふんわりとしたシュー生地、舌触りなめらかなクリーム、カリッとしたキャラメル、一度に4つの食感が楽しめるのもサントノレの魅力。伝統と創造性が詰まったこのお菓子は、今でもフランスのパティスリー文化を象徴する存在として、多くのシェフたちに愛され、現代的にアレンジされながら受け継がれている。(本イベントでは商品の価格は店ごとに自由設定)
開催期間は7月1日~7月31日で、店舗により若干異なる。全国310店舗(北海道11店、東北12店、関東168店、中部27店、近畿53店、中国12店、四国4店、九州20店、沖縄3店)にて開催される。なお、ダイナースクラブ会員限定ではなく、誰でも購入可能。
Xにて「スイーツ名言&推し活」企画を実施
「スイーツ名言&推し活」企画は、X公式アカウント(@fp_week)にて実施される。参加シェフが任意でスイーツ名言を考案し、X公式アカウントにてその店のサントノレ画像とともにコンスタントに投稿し紹介する。シェフの名言に共感したり、感動した人がそれをX上でリポストすることで、パティシエや店舗の応援活動に繋げていくものである。加えて、名言の人気投票も実施し、上位にランクインした名言は同アカウントにて発表される。
フォトキャンペーンも開催
Instagramでは、期間中にサントノレの画像や動画を投稿するフォトキャンペーンも実施する。応募者の中から抽選でプレゼントが贈呈される。応募方法は、参加店のサントノレを注文して撮影し、Instagram公式アカウントをフォローのうえ、ハッシュタグ「#フランスパティスリーウィーク」または公式アカウントをタグ付けし、撮影地情報やスイーツ・店舗に関する説明等とともに投稿する形式となっている。応募期間は7月1日~7月31日。