LINEのグループを退会するときに挨拶してから退会したいものの、どんな内容で送るべきか悩んでしまう人もいるでしょう。本記事ではLINEグループの退会挨拶に使える例文を、職場やママ友などシーン別に紹介します。また、退会時のマナーなどもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。
LINEグループ退会挨拶のポイント
まずは、LINEグループの退会挨拶におけるポイントを紹介します。
感謝の気持ちを伝える
退会の挨拶で大切なのは感謝の気持ちを伝えること。たとえ発信が少なかったとしても、「グループにいられてよかった」と一言添えるだけで、受け取る側の印象はぐっとよくなります。
退会理由は簡潔に
退会の理由を詳しく述べる必要はありません。むしろ、長々と説明してしまうと余計な詮索や誤解を招くことも。大切なのは、簡潔かつ前向きに伝えることです。相手を気づかうトーンで伝えると角が立たずにすむでしょう。
今後も連絡を取る意思を伝える
グループを抜けるものの、個別でのつながりはこれからも続けたいという場合は、その旨をきちんと伝えておきましょう。何も言わないでいると「もう誰とも関わりたくないんだろうな」と思われてしまう可能性もあります。関係を円滑に保つためにも先に伝えておくのがおすすめです。
LINEグループ退会の挨拶例文集【シーン別】
ここからは、シーン別に使えるLINEグループ退会の挨拶例文集を紹介します。
職場の異動が決まった場合
異動先にも評判が伝わる可能性があるので、よい印象を残しておきたいもの。職場の人間関係を円滑に保つためにも退会時の挨拶は丁寧に行いましょう。
【例文】
「○○部への異動にともない、本日こちらのグループを退会いたします。いつもみなさんとのやりとりがとても楽しくて励みになっていました。本当にありがとうございました! 部署は変わりますが、また関わることもあるかと思いますので、今後ともよろしくお願いします」
会社を退職する場合
退職はひとつの節目。これまでの感謝と、今後への前向きな気持ちを込めましょう。
【例文】
「この度、一身上の都合により退職することになりました。こちらのグループも、本メッセージをもって退会いたします。毎日みなさんとやり取りするなかでたくさんのことを学ばせていただきました。本当にありがとうございました! 転職先も同じ業界ですので、またどこかでお会いできたらうれしいです」
学校を卒業する場合
退会後も同窓会などで顔を合わせる可能性があるので、マイナスな印象を与えないよう、明るい雰囲気を心がけるのがポイントです。
【例文】
「卒業にともない、こちらのグループを退会します。みんなとのやり取りや情報共有がとても役立ちました。本当にありがとう! 今後は個別でやり取りできればと思うので、みなさんいつでも連絡くださいね」
アルバイトを辞める場合
カジュアルなトーンにしつつも礼儀を忘れずに。辞めてもお客さんとして遊びに行く可能性があるなら、その旨を一言添えてみるのもおすすめです。
【例文】
「この度バイトを辞めることになったのでグループを退会します。みなさんと働けて本当に楽しかったです! 今までありがとうございました。今度はお客さんとして遊びに来ますね! 」
友達同士の場合
あまり堅苦しくせず明るく伝えるのが◎。でも一言お礼を忘れずに添えましょう。
【例文】
「忙しくてなかなかグループのやりとりを追えなくなってしまったので、退会させてもらいます! みんなありがとう!! また個別にでも話しましょ〜!」
ママ友同士の場合
丁寧で配慮のある表現が好印象につながります。たとえネガティブな理由で退会する場合でも、トラブルになると面倒なのでお礼の一言は添えておきましょう。
【例文】
「最近なかなかグループに参加できず、かえってご迷惑になるかと思いますので退会させていただきます。みなさんとの情報交換は本当に助かりました。ありがとうございました!」
オンラインコミュニティの場合
顔が見えない関係だからこそ、丁寧な挨拶が信用につながります。今後また参加する可能性がある場合は、その旨を伝えておくのもおすすめです。
【例文】
「生活環境が変わってコミュニティーへの参加が難しくなったため、グループを退会させていただきます。今まで楽しい時間をありがとうございました! また時間ができた際には参加させていただけると非常にうれしいです! 」
LINEグループ退会時のマナー
最後にLINEグループを退会する際のマナーを紹介します。
退会のタイミングを考慮する
退会するタイミングも、印象を左右する重要なポイント。たとえば、グループでイベントの準備をしている最中だったり、重要な話し合いの途中で抜けたりするのは避けたほうが無難です。なるべく落ち着いた時期や、グループ内のやりとりが一段落したタイミングを見計らって退会しましょう。
大切な相手には個別に伝える
仕事以外のプライベートに関するグループで、グループの中にお世話になった人や親しい人がいる場合は、個別にも退会の旨を伝えておくと丁寧です。一対一で話すことで誤解を防げるうえ、相手との信頼関係も保てます。特に小規模グループや親密なつながりがある場合には、連絡しておくといいでしょう。
ネガティブな理由でも周囲に配慮する
「グループの雰囲気が合わない」「苦手な人がいる」など、ネガティブな理由で退会したいこともあるはず。ですが、その理由をストレートに伝えると余計なトラブルにつながる恐れがあるのでおすすめしません。そんなときは、「忙しくなったため」「参加が難しくなったため」などの表現に言い換えるのが大人の対応。本音をぐっとのみ込んで、角の立たない言葉を選びましょう。
丁寧な挨拶で気持ちよくLINEグループを退会しよう!
LINEグループの退会は、ちょっと勇気がいるもの。しかし、丁寧な言葉で感謝を伝え、誠実な態度で締めくくれば、気まずさをぐっと減らせます。そして何よりも、自分自身が「ちゃんと伝えられた」と前向きな気持ちで次に進めるはずです。ぜひ丁寧な挨拶をして気持ちよく退会しましょう。