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LIXILリフォレとTOTOレストパルの違いを比較!最適なトイレはどっち?

2025.02.18
2025.01.31
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LIXILリフォレとTOTOレストパルのどちらかでトイレのリフォームを検討している人に必見です。

この記事ではリフォレとレストパルの機能面・収納面・価格面の違いや特徴を詳しく解説しています。

どちらのトイレにしようか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
目次 
伊藤 直樹
監修者

水道設備業者 トイレ・洗面・キッチン設備主任

伊藤 直樹 (株式会社プログレス)

株式会社プログレス 入社平成24年3月  暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにてトイレ・洗面・キッチン周りの設備主任を担当。水回り業務に8年従事し、累計3000件のトイレ・洗面・キッチン関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「トイレ・洗面・キッチン」のスペシャリスト。

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LIXIL「リフォレ」とは

LIXILが発売している「リフォレ」は、収納性の高いキャビネット一体型のタンク付きトイレです。

キャビネット内にタンクや給水管・コード・トイレットペーパーや掃除道具などを収めることで、トイレ内をすっきりまとめることができます。

そのため、床に物を置かなくてすむので掃除も簡単に行うことができます。

実際にリフォレを使用している人から「すっきりして清潔感がある」や「掃除が楽になった」というコメントも多く寄せられているようです。

またキャビネットには、背面に収納がある「I型」と手洗器を側面に設置するカウンターが付きの「L型」の2種類があります。家族構成・トイレ空間の広さやイメージに合わせて選べます。

そして、キャビネットのカラーバリエーションも豊富にあり、トイレ空間だけでなく家全体のイメージに合ったコーディネートが可能です。

キャビネットカラーは以下の6種類です。

キャビネットのカラーバリエーション
  • ホワイト
  • クリエダーク
  • クリエモカ
  • クリエラスク
  • クリエペール
  • スモーキーグリーン(受注生産)

その他に、便器や手洗器も以下の2種類のカラーから選択可能になっています。

便器・手洗い器のカラーバリエーション
  • ピュアホワイト
  • オフホワイト

収納面の他に、清掃性や節水性に優れた機能が多く搭載されておりますが、2024年5月にて販売が終了しています。

TOTO「レストパル」とは

TOTOが発売している「レストパル」は、手洗器とキャビネットが一体化したタンク付きトイレで「レストパル」と「レストパルF」の2種類があります。

レストパルは、便器が床に接しているタイプで収納力の高いキャビネットを組み合わせることができます。

キャビネットは、背面に収納がある「I型」と背面収納とカウンターが付いた「L型」の2種類があります。

ほこりが溜まりやすいタンクや給水管・コードはキャビネット内に収納されていますので掃除が楽になり、トイレットペーパーや掃除道具などの日用品もキャビネット内に収まるため、トイレ空間がすっきりします。

また、キャビネットのカラーバリエーションは以下の5種類から選べ、お好みのデザインに仕上げることができます。

キャビネットのカラーバリエーション
  • ホワイト
  • ライトウッドN
  • ダルブラウン
  • ホワイトウッド(受注生産)
  • ミディアムウッドN(受注生産)

そして、便器と手洗器は以下の4種類から選ぶことができます。

便器・手洗い器のカラーバリエーション
  • ホワイト
  • パステルアイボリー
  • パステルピンク(受注生産)
  • ホワイトグレー(受注生産)

レストパルFは、便器が壁掛けに設置された「フローティングタイプ」のトイレです。

床に便器が接していないデザインになっており、入室時にはフロアライトが自動で点灯し退室時には自動で消灯するので、深夜でも安心してトイレが利用できます。

キャビネットの種類はレストパルと同様「I型」と「L型」の2種類があり、カラーバリエーションも同様に5種類となっております。

しかし、便器・手洗器のカラーは、ホワイトとパステルアイボリーの2種類のみとなっております。

また、レストパル・レストパルFともに2017年7月に生産が終了しています。

リフォレとレストパルの収納機能の違い

リフォレとレストパルのキャビネットはどちらも「I型」と「L型」の2種類があります。

それぞれどのような収納機能に違いがあるのか比較し、それぞれのキャビネットの特徴を詳しく解説していきます。

リフォレの収納機能

リフォレのI型キャビネットは、両側にトイレットペーパーや掃除ブラシや洗剤など備品や備蓄がしっかり収納できるスペースがあります

例えば、大便器キャビネットまるごと収納タイプであれば以下のような大きさです。

大便器キャビネットまるごと収納タイプはこんなにも収納可能
  • トイレットペーパー14個
  • 生理用品6個
  • お掃除シート1個と詰め替え2個
  • 消臭剤2本
  • 芳香剤2本
  • 洗剤ボトル2本
  • トイレポット1個
  • トイレブラシ1本

また、キャビネットの高さをタンク付きトイレの手洗いの高さよりも低くし、従来のキャビネット付トイレよりも120mm低い765mmに設定していますので、トイレ空間を広く活用できます。

そして、L型キャビネットは、カウンター長さが1200〜1500mmの間で調節できますので、トイレの奥行きに合わせてカウンターの長さをカットできます。

手洗器の下にも収納スペースがあるためより多くの備品を収納することができますが、収納が足りない場合はオプションで増やすことができます。

増やせるキャビネットの種類は下記のとおりです。

製品名 サイズ (幅 × 奥行 × 高さ) 価格 カラーバリエーション
アッパーキャビネット 幅750~950 × 奥行270 × 高さ455(mm) 37,600円(税別) スモーキーグリーン・クリエペール・クリエラスク・クリエモカ・クリエダーク
アッパーキャビネット(新商品) 幅750~950 × 奥行270 × 高さ455(mm) 39,600円(税別) ホワイト
コーナーミドルキャビネット 幅160 × 奥行150 × 高さ880(mm) 22,800円(税別) ホワイト・クリエペール・クリエラスク・クリエモカ・クリエダーク
コーナーミドルキャビネット(ワイド) 幅270 × 奥行150 × 高さ840(mm) 26,400円(税別) ホワイト・クリエペール・クリエラスク・クリエモカ・クリエダーク

レストパルの収納機能

レストパルのI型キャビネットは、手洗器がキャビネットに埋め込まれていますが、レストパルFは手洗器がキャビネットの上にあるタイプになっています。

L型キャビネットは、どちらも収納の高さが選べるタイプになっています。

しかし、高さ75cmの「すっきり収納タイプ」は、設置可能サイズが750mm×1115mmタイプでレストパルが対応可能となり、設置可能サイズが750mm×1210mmで収納の奥行きを出せるタイプでレストパルFが対応可能となります。

では「I型」「L型」それぞれの収入能力はどれくらいなのか比較していきます。

まずは、レストパルI型大便器キャビネットまるごと収納タイプであれば以下のような大きさです。

レストパルI型大便器キャビネットまるごと収納タイプの収納量
  • トイレットペーパー14個
  • 生理用品6個
  • お掃除シート1個と詰め替え2個
  • 消臭剤2本
  • 芳香剤2本
  • 洗剤ボトル2本
  • トイレポット1個
  • トイレブラシ1本

またレストパルL型キャビネットは、このようなタイプもあります。

レストパルL型キャビネットのタイプ
  • 手洗器キャビネットMサイズ(電気温水器なしの場合):トイレットペーパー6個もしくは生理用品4個と消臭剤2本、(電気温水器ありの場合)トイレットペーパー3個
  • 手洗器キャビネットSサイズ(電気温水器なしの場合):トイレットペーパー4個もしくは生理用品2個と消臭剤1本、(電気温水器ありの場合)トイレットペーパー1個
  • 大便器キャビネットまるごと収納タイプ:トイレットペーパー14個、生理用品4個、お掃除シート1個と詰め替え3個、洗剤ボトル2本、芳香剤2本、トイレポット1個、トイレブラシ1本
  • すっきり収納タイプ:生理用品1個、お掃除シート1個と詰め替え1個、洗剤ボトル2本、トイレポット1本、トイレブラシ1本
  • スリム収納タイプ:お掃除シート詰め替え2個もしくはトイレットペーパー1個、生理用品1個、洗剤ボトル2本、トイレブラシ1本
  • 収納タイプ:生理用品2個とお掃除シート1個もしくはトイレットペーパー6個、お掃除シート詰め替え1個、洗剤ボトル2本、トイレポット1個、トイレブラシ1本

リフォレとレストパルの節水機能の違い

リフォレとレストパルにはどちらも優れた節水機能が搭載されています。

では、それぞれどのような違いがあるのか、どのくらいお得になるのかを詳しく解説していきます。

リフォレの節水機能

リフォレには「ECO5」と「ECO6」という2種類の節水機能があります。

1989年~2001年発売品の場合「大」で1回流すたび13L使用し年間約75,900Lになり、2002年~2006年発売品の場合「大」で1回流すたび8L使用し年間約46,700Lになります。

備しかしECO5の場合、「大」1回の水量は5L、「小」1回の水量は3.8Lで年間約23,900Lとなり大13Lと比べ約69%節水、約13,800円節約・大8Lと比べ約49%節水約6,100円節約できます。

ECO6の場合、「大」1回の水量は6L、「小」1回の水量は5Lで年間約30,700Lとなりで大13Lと比べ約60%節水、約12,000円節約・大8Lと比べ34%節水、約4,300円節約できます。

レストパルの節水機能

レストパルは、「大」1回の水量は4.8L、「小」1回の水量は3.6L、「eco小」1回の水量は3.4Lで、従来の平均的な便器「大」1回の水量13Lに比べて約71%の節水、約14,200円節約できます。

男子小用時にeco小を1日6回使うと、小洗浄使用に比べ年間で2Lのペットボトル約219本分も節水できます。

また自治体によって洗浄水量に規制がある場合は、大4.8L、小3.6L、eco小3.4Lを「大6L、小4.8L、eco小4.6L」または「大8L、小6L、eco小5.5L」に変更することができます。

リフォレとレストパルの清掃性の違い

リフォレとレストパルには、独自の清掃機能が搭載されています。それぞれの特徴は以下の通りになります。

リフォレの清掃機能

リフォレの便器内の素材をアクアセラミック搭載にすることで、汚れや黒ずみの付着を予防し、簡単なお掃除で新品のような白さと輝きが続きます。

その他にも、強力な水量で便器内の汚れを落とす「パワーストリーム洗浄」や、真上に持ち上げ便器と便座のすき間をラクに掃除できる 「お掃除リフトアップ」(手動)や、便座のつぎ目をなくし便座裏に防汚素材を使用している「キレイ便座」といったLIXILオリジナル機能も搭載しています。

レストパルの清掃機能

TOTO独自の技術セフィオンテクトが搭載されており、内部の表面に特殊なガラス層を焼き付け、なめらかに仕上げることで汚れが落ちやすく付きにくくなります。

その他にも、渦を巻きながら便器内を洗浄する「トルネード洗浄」や、使用前に便器内にミストを吹きかけ汚れを付きにくくする「便座きれい」や、使用後と8時間未使用時にミストを吹きかける「きれい除菌水」や、フチ裏をなくした「フチなし形状」が搭載されています。

リフォレとレストパルのデザインの違い

リフォレとレストパルは、大きな違いではありませんが、サイズや形状に違いがあります。

リフォレのデザイン

まずリフォレは、便器の全面部分と横の部分が真っすぐでほぼ同じ形状のため、スタイリッシュでシャープなデザインになっています。

そして便器の中の形状ですが、便器の水が溜まっている所はひし形のような形をしていて若干浅めになっています。

大きさは、便器内の縦の長さが37㎝です。

レストパルのデザイン

次にレストパルは、ゆるやかなカーブを描いた凹凸の少ないすっきりとしたデザインになっており、便器内の前方がやや浅くなっています。

大きさは、リフォレに比べてやや小さく便器内の縦の長さが36㎝です。

またレストパルFは、便器と床の間が空いている「フローティングデザイン」となっているため、スッキリとした印象があります。

オプションで付けることができる「やわらかフロアライト」との相性も抜群です。

手洗器も、サイズ・素材・形とバリエーション豊富に取り揃えてありますので、お好みで組み合わせることができます。

リフォレとレストパルの価格の違い

リフォレとレストパルの価格は、タイプやグレード・排水方式は受注生産によって違いがでてきます。

リフォレの価格

リフォレI型の価格をH1~H5までのグレード別にまとめました。

排水タイプ メーカー希望小売価格
H1 床排水200mm 262,000円
床排水200~550mm 270,000円
壁排水120mm・155mm 264,000円
H2 床排水200mm 282,000円
床排水200~550mm 290,000円
壁排水120mm・155mm 284,000円
H3 床排水200mm 307,000円
床排水200~550mm 315,000円
壁排水120mm・155mm 309,000円
H4 床排水200mm 332,000円
床排水200~550mm 340,000円
壁排水120mm・155mm 334,000円
H5 床排水200mm 342,000円
床排水200~550mm 350,000円
壁排水120mm・155mm 344,000円

レストパルの価格

「レストパルの価格」と「レストパルFの価格」では違いがあります。それぞれタイプ別の価格は以下の通りになります。

レストパルの価格

レストパルの金額はL型かI型か、排水方式、手洗器の有無やサイズによって違いがあります。

製品タイプ カウンターの有無 収納タイプ 手洗器サイズ メーカー希望小売価格(税込)
レストパル床排水I型 なし 収納タイプ あり 327,360円~
スリム収納タイプ なし 294,360円~
レストパル床排水L型 あり まるごと収納タイプ Mサイズ 491,920円~
スリム収納タイプ Mサイズ 458,920円~
まるごと収納タイプ Sサイズ 442,860円~
スリム収納タイプ Sサイズ 409,860円~
レストパル壁排水I型 なし 収納タイプ あり 327,360円~
まるごと収納タイプ なし 327,360円~
収納タイプ なし 316,360円~
レストパル壁排水L型 あり まるごと収納タイプ Mサイズ 491,920円~
収納タイプ Mサイズ 480,920円~
まるごと収納タイプ Sサイズ 442,860円~
収納タイプ Sサイズ 431,860円~

レストパルFの価格

レストパルFの価格もレストパル同様、L型かI型か、手洗器の有無やサイズによって違いがあります。

製品タイプ カウンターの有無 収納タイプ 手洗器サイズ 排水芯サイズ メーカー希望小売価格(税込)
レストパルF床排水I型 なし 収納タイプ あり 200mm 429,000円~
収納タイプ あり 135mm 429,000円~
まるごと収納タイプ なし 200mm 429,000円~
まるごと収納タイプ なし 135mm 429,000円~
レストパルF床排水L型 あり まるごと収納タイプ Mサイズ 200mm 593,560円~
まるごと収納タイプ Mサイズ 135mm 593,560円~
まるごと収納タイプ Sサイズ 200mm 544,500円~
まるごと収納タイプ Sサイズ 135mm 544,500円~
レストパルF壁排水I型 なし 収納タイプ あり 429,000円~
まるごと収納タイプ なし 429,000円~
収納タイプ なし 316,360円~
レストパルF壁排水L型 あり まるごと収納タイプ Mサイズ 593,560円~
まるごと収納タイプ Sサイズ 544,500円~

LIXIL「リフォレ」に向いている人

リフォレは、インテリアにこだわりがある人におすすめです。

キャビネットの高さを低く抑えることでトイレ空間をより広く活用でき、キャビネットのカラーバリエーションも6種類と豊富なのでトイレ空間はもちろん家全体をコーディネートできます。

また、レストパルより低価格に設定されているので、価格を抑えたい人にもおすすめです。

TOTO「レストパル」に向いている人

レストパルは、機能性を重視する人や家族が多い人におすすめです

抜群の収納力をもつキャビネットは、トイレットペーパーを12個まるごと収納でき、掃除道具や予備の備品などまとめて収納することができます。

また、レストパルFは床と離れているため、手の届きにくい場所も楽に掃除することができます。

主要な性能は同じだが細かい部分に違いがある

リフォレとレストパルは、細かい部分で違いがあるものの、類似した機能を搭載しており違いが分かりづらい場合があります。

ニーズに合った商品を選ぶには、ショールームで実際に触れて体験し違いを把握することが大切です。

また、両製品とも生産終了していますが、補修用の部品の生産は終了していません。

いずれにせよキャビネット付きトイレにするのであれば、最新のシリーズは何かも確認しておきましょう。

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