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初心者も安心!便器交換のタイミング・手順・費用がまるわかりガイド

2025.05.16
2025.05.16
◆本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
毎日使うトイレに不具合が出ると困りますよね。しかし、「便器を交換したいけど、何から始めればいいの?」と悩んでいる方も多いでしょう。

DIYや修理の経験がない初心者にとって、トイレの交換はハードルが高く感じられるかもしれません。

そこで本記事では、便器交換が必要なタイミングやトイレの種類ごとの特徴、DIYで交換する具体的な手順、費用の目安や節約のコツ、信頼できる業者の選び方、そして新しいトイレの使い方・お手入れ方法まで、やさしく丁寧に解説します。

この記事を読めば、ご自宅のトイレ交換に関する不安や疑問が解消し、安心して快適なトイレリフォームに踏み出せるでしょう。
目次 

便器の交換が必要になるタイミング

トイレは丈夫に作られていますが、ずっと使い続けられるわけではなく、以下のようなタイミングで、便器の交換を検討することが多くなります。

便器の交換が必要になるタイミング
  • 経年劣化
  • 水漏れなどのトラブル
  • デザイン変更
  • 機能のグレードアップ

経年劣化

長年使用したトイレは、少しずつ劣化しています。

陶器製の便器自体はひび割れさえしなければ100年もつとも言われますが、タンク内の部品は約10年、パッキンなど配管部品は約20年が寿命とされています。

設置から15年以上経過したトイレでは、水漏れや機能不良が起こる前に交換を検討したほうが安心です。

長期間使った便器は表面に傷や黄ばみが蓄積し、汚れが落ちにくくなることもあります。

最近のトイレは表面加工技術が進んでおり、新品に交換すればお掃除の手間もぐっと減るでしょう。

水漏れなどのトラブル

水漏れや詰まりなどのトラブルが頻発する場合も、便器交換のサインです。

例えば、便器にひびが入っていたり、タンクや配管から漏水している場合は注意が必要です。

陶器の便器にひび割れが生じると、そこから水が漏れるリスクが高いため可能な限り早急に交換する必要があります。

また、修理しても繰り返し不具合が起きるようなら、古い便器を新しいものに取り替えることで根本的な解決につながります。

デザイン変更

トイレ空間のイメージチェンジを目的に交換するケースもあります。

古いトイレの色や形が古臭く感じられる場合、最新のデザインの便器に替えることで、トイレの印象が一新します。

例えば、昭和や平成初期のトイレではピンクや水色の便器が主流でしたが、現在は清潔感のあるホワイト系が人気です。

また、和式トイレを洋式トイレにリフォームするのもデザイン変更の一つと言えます。

デザインを重視して交換することで、トイレ空間をより快適でおしゃれな雰囲気にできるでしょう。

機能のグレードアップ

「もっと便利な機能が欲しい!」というニーズによる交換も増えています。

実際、トイレ交換の理由として「最新のトイレにしたい」「掃除を楽にしたい」「節水したい」といった声が多く、古くなったからという理由以外にも新機能への期待が交換動機になるケースが少なくありません。

例えば、節水型の便器に替えると水道代の節約になりますし、温水洗浄便座(ウォシュレット)付きの便器にすれば寒い時期も快適です。

ほかにも、自動洗浄や脱臭機能、抗菌コーティングなど、最新トイレには便利な機能が搭載されています。

古いトイレにはないこれらの機能を求めて、便器交換を検討するのも良いタイミングでしょう。

便器のタイプ

トイレには大きく分けて以下の種類があり、それぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。

便器のタイプ
  • 組み合わせトイレ
  • 一体型トイレ
  • タンクレストイレ

いざ便器を交換すると決めたら、上記のどのタイプのトイレにするかを選びます。

組み合わせトイレ

組み合わせトイレ

組み合わせ便器は、日本で最も一般的なタイプのトイレです。便器本体・タンク・便座(ウォシュレット)がそれぞれ独立しており、組み合わせて設置します。

組み合わせトイレには以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
・本体価格が比較的安価
・温水洗浄便座を後付けできる
・タンク上部の手洗い器の有無を選べる
・メンテナンスコストを抑えられる
・継ぎ目や凹凸が多く掃除しにくい
・タンク内に水が溜まるまで洗浄できない

メリットとしては本体価格が比較的安価で、気に入った温水洗浄便座を後付けできる柔軟性があります。

また、タンク上部に手洗い器が付いたタイプと無いタイプを選べるなどバリエーションも豊富です。

便座が壊れた場合でも便座だけ交換できるため、メンテナンスコストを抑えられます。

一方でデメリットとしてはタンクと便器が別体のため継ぎ目や凹凸が多く、掃除がややしにくい点があります。

さらに、タンク内に水が溜まるまで次の洗浄ができないため、朝の混雑時など連続して流せない場合があります(ただし最近のタンクは貯水量が増えており、極端に困るケースは減っています)。

一体型トイレ

一体型トイレ

一体型トイレは、便器・タンク・便座が一体化したタイプです(タンクレスと違いタンクはあります)。

一体型トイレのメリット・デメリットは以下です。

メリット デメリット
・スッキリしたデザイン
・掃除がしやすい
・手洗いボウルが付き使いやすいものもある
・温水洗浄便座などの電子部品が故障した場合、トイレ全体が交換となる場合がある
・タンク部分が陶器ではなく樹脂製であるものがある
・連続で洗浄できない
・価格が組み合わせ型よりは高い

メリットは凹凸が少ないスッキリしたデザインで掃除がしやすく、トイレ空間に一体感が生まれます。

タンクと便座部分が最初からセットになっているためデザインのまとまりが良く、手洗い器付き・無しのモデルを選択可能です。

手洗い器付きの場合、従来の組み合わせ型より手洗いボウルが広く傾斜がついていて使いやすい製品もあります。

一方デメリットとしては温水洗浄便座など電子部品が故障した場合、トイレ全体を交換しなければならないことがあります(機種によっては便座部分のみ交換できる場合もあります)。

また、タンク部分が陶器ではなく樹脂製のものが多く、質感が異なる点や、基本構造はタンク式なので連続洗浄できない点は組み合わせ型と同様です。

価格も組み合わせ型よりやや高めになります。

タンクレストイレ

タンクレストイレ

タンクレストイレは、その名の通りタンクのないタイプのトイレです。水道直結式で、デザイン性の高さから近年人気が上昇しています。

タンクレストイレのメリット・デメリットは以下です。

メリット デメリット
・トイレ空間を広く見せられる
・凹凸が少ないため掃除がしやすい
・連続で洗浄できる
・本体価格が高い
・手洗い器が付属しない
・設置には一定以上の水圧や電源が必要
・停電時はバケツで流す等の対応が必要になることもある

メリットはタンクが無いぶん背丈が低く圧迫感がなく、トイレ空間を広く見せられる点で、凹凸が少ないフォルムで掃除がしやすく、とてもスタイリッシュな印象です。

また、タンクに水を貯める時間が不要なため連続で流せるのも大家族には嬉しいポイントです。

一方、デメリットとしては本体価格が高価で、便座部分が故障した際にやはり便器ごと交換が必要になるケースがあります。

さらに、タンクレストイレには基本的に手洗い器が付属しないため、別途独立した手洗い器を用意する必要があります。

設置には一定以上の水圧や電源が必要で、条件によっては取り付けられない場合がある点にも注意が必要です。

停電時はバケツで水を流す等の対応が必要になる機種もあります。

ちなみにタンクレストイレに関してはこちらで詳しく書いてありますので、ぜひ読んでみてください。

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便器交換のDIY手順

トイレの便器交換は専門業者に依頼するのが一般的ですが、工具と手順を理解すればDIYで行うことも可能です。

ここでは、自分で便器交換を行う場合の具体的な手順を説明します。

ただし、トイレの交換の難易度は高いため、作業は慎重に行い、少しでも不安があれば無理をせず業者に任せましょう。

必要な道具

DIYで便器交換するために揃えておきたい道具は多岐にわたりますが、主なものは以下のとおりです。

便器の交換に必要な道具
  • モンキーレンチ(スパナ):配管や固定ボルトのナットを外すのに使用します。
  • ドライバー(プラス・マイナス):止水栓(給水を止める小さなバルブ)の開閉や、タンク・便座の取り付けネジの着脱に使用します。
  • バケツ・ポンプ・雑巾:タンク内や便器内の残水を抜き取り、こぼれた水を拭くために必要です。小型の給水ポンプやスポイトがあると便器内の水抜きが簡単にできます。
  • シールテープ:新しい給水管や止水栓を接続する際に、ネジ部に巻いて水漏れを防ぐためのテープ(いわゆる水道用テフロンテープ)です。
  • 新品のパッキン類・排水ソケット:便器と排水管の接続部に使う部品です。古い便器を外すと劣化したパッキンやワックスリングが出てくるので、新しいものと交換します。排水管の中心位置(排水芯)に合った適切なサイズを準備しましょう。
  • ゴム手袋:衛生面と安全のため着用します。その他、汚れてもよい作業着を着用しましょう。
  • (必要に応じて)パイプソーや金ノコ:古い排水ソケットが固着して外れない場合に切断するための工具です。また、場合によっては古い止水栓を外すのにレンチやプライヤー、大型のドリルなどが必要になることもあります。

道具は事前に漏れなく準備し、作業中に「あれが無い!」と慌てないようにしましょう。

また、新しい便器一式(タンクや便座含む)には取付用のボルト類や接続部品が同梱されています。

取扱説明書や型紙も付属しているので、作業前によく読んでおくことが大切です。

便器の取り外し手順

それでは古い便器の取り外し手順を見ていきます。基本的には以下の順序で進めます。必ず水を止めてから作業し、一つひとつ丁寧に行いましょう。

便器の取り外し手順
  1. 止水栓を閉める:最初にトイレの給水を止めます。止水栓はトイレタンク近くの壁や床にある小さなバルブです。マイナスドライバーなどで右方向にしっかり締めて、水が出ない状態にします。
  2. タンクの水を流して空にする:トイレのレバーを回してタンク内の水を全部流します。タンク内の水位が下がりきらない場合は、何度かレバーを操作するか、タンク蓋を開けて手動でゴム玉(フロートバルブ)を持ち上げて水を流します。
  3. 便器内の水を抜く:便器の底に残っている水を抜き取ります。ここが少し厄介ですが、給水ポンプやスポイトで可能な限り吸い出し、最後は雑巾で拭き取ります。水が残ったままだと持ち運び時にこぼれて大惨事になるので、しっかり空にしてください。
  4. 電源プラグと配管の取り外し(必要に応じて):温水洗浄便座(ウォシュレット)を使用している場合は、コンセントを抜き、ウォシュレット本体を便器から取り外します(機種によりワンタッチで外せます)。また、タンクと壁の間に給水ホースが直結しているタイプでは、そのホースもレンチでナットを緩めて外します。
  5. トイレタンクを取り外す:タンクと便器本体をつなぐ給水管(ボールタップへの配管)をモンキーレンチで外します。次に、タンクを便器に固定しているボルトナットを緩め、タンクを持ち上げて取り外します。陶器製タンクは重いので慎重に。タンク内にまだ水が残っていることもあるため、床にこぼさないようゆっくり傾けて運び出しましょう。
  6. 便座を取り外す:便座(暖房便座含む)が便器本体に付いたままの場合は、裏側の固定ナットやボルトを外して便座・蓋を取り外します。プラスチック部分なので比較的軽いですが、汚れが付いていることもあるので手袋をして作業します。
  7. 便器本体を固定しているボルトを外す:床にある便器本体の根元を見て、左右に固定用のキャップがあれば外します。中の留め具(ナット)をレンチで左に回して外しましょう。長年使用した便器だとナットやボルトがサビて固くなっている場合があります。無理に力をかけてナットが回らない時は、潤滑スプレーを少量吹き付けてから再度挑戦してください。それでも回らない場合はボルトを金ノコで切断する方法もあります。
  8. 便器本体を取り外す:床との固定が外れたら、いよいよ便器本体を持ち上げます。便器底部は排水管とパッキンでくっついているため、軽く前後左右に揺すってシールを剥がすイメージで動かしながら上に引き上げます。グッと持ち上げるとスポンと外れるはずです。陶器製便器はかなり重いので腰を落として持ち上げ、無理のない姿勢で運んでください。
  9. 排水口まわりの掃除:便器を外すと床にポッカリと穴(排水管の口)が開いた状態になります。

穴には古いパテやパッキン(粘土質やゴム状のリング)がこびり付いているので、ヘラやスクレーパーで綺麗に除去しましょう。

ここを綺麗にしておかないと、新しい便器を付けた後で水漏れの原因になります。古いパッキンを取るときはゴム手袋とマスクをして、汚れをしっかり取り除いてください。

掃除が終わったら、におい防止のため排水口にボロ布などを詰めておくと良いです(新しい便器を取り付ける直前に忘れず外します)。

以上が古い便器の取り外し手順です。外した便器やタンクは陶器片でケガをしないよう養生シートに包むか、邪魔にならない場所にそっと置いておきましょう。

便器の取り付け手順

続いて新しい便器の取り付け手順です。基本は外した時の逆の手順ですが、いくつかポイントがあります。説明書に従いながら慎重に進めましょう。

便器の取り付け手順
  1. 排水ソケット類の準備:新しい便器に付属の排水ソケット(床排水用アジャスター)やワックスリングを排水管の穴に取り付けます。床排水タイプの場合は穴に差し込んで専用の粘着シールやネジで固定し、そこにゴムパッキンやワックスリングをかぶせます。壁排水タイプの場合も同様に、適合する継手を取り付けます。この際、説明書に従って排水芯の距離(壁から排水口中心までの長さ)を確認し、正しい向き・位置で取り付けることが重要です。
  2. 便器本体の据え付け:排水口の準備ができたら、便器本体を所定の位置に設置します。型紙が付属している場合は床に敷いてビス穴の位置をマーキングし、固定ボルト(山形のネジ棒)を床にセットします。便器底部の排出口にパッキンがきちんとはまっているか確認しながら、ゆっくりと床の穴に合わせて便器を下ろします。便器を少し前後に動かし、排水ソケットにしっかり差し込まれたことを確認します。
  3. 便器本体の固定:便器が所定の位置に収まったら、床の固定ボルトにワッシャーとナットを取り付けて締め付けます。左右交互に少しずつ締めて、便器が水平かつガタつかないよう固定しましょう。締めすぎは禁物です。陶器は強い力で締め付けると割れる可能性があるため、手応えが出て床との隙間がなくなった程度でストップします。最後に化粧キャップをかぶせて見た目を整えます。
  4. トイレタンクの取り付け:次にタンク部分を組み立てて取り付けます。まずタンク本体にボールタップやオーバーフロー管など内部部品を説明書通りに組み付けます。タンク底部の排水口(フランジ部分)に大きなゴムパッキンをセットし、便器本体の穴にタンクを据え付けます。便器とタンクを固定するボルトを通し、下側からナットで均等に締め付けてしっかり固定します。手洗い管付きの場合は、手洗い管の先端がちゃんと排水口に向くよう角度を調整しておきます。
  5. 給水管の接続:タンクと壁側の止水栓を給水ホースでつなぎます。取り外し前に使用していたホースを再利用する場合はパッキンの劣化に注意し、新しいパッキンに取り替えて差し込みます。ホースのネジ部にはシールテープを巻いてからナットを締め込み、水漏れしないようしっかり接続します。
  6. 便座・ウォシュレットの取り付け:新しい便座やウォシュレット(温水洗浄便座)を便器本体に取り付けます。一般的な便座は、便器後方の穴に固定具を差し込み上からネジ留めするだけで取り付け可能です。ウォシュレットの場合は、先に便座プレート(取り付け金具)を便器にネジ留めし、そのプレートに本体をスライド装着します。メーカーごとに手順が異なるため、付属マニュアルを参照してください。最後にウォシュレットの電源プラグをコンセントに差し込みます(コードを踏んだりしないよう配置に注意)。
  7. 止水栓を開けて給水する:全ての部品を取り付け終えたら、壁の止水栓を左に回してゆっくり開栓します。タンクに水が溜まり始め、一定量まで溜まると自動で給水が止まるはずです。ここで水漏れがないか各部をチェックしますが、本格的な確認は次の「使用前の確認」で行います。

以上で新しい便器本体の取り付け作業は完了です。

続いて、実際に使う前にしっかり動作確認を行いましょう。

使用前の確認

DIYで便器交換を終えたら、使用開始前に必ず確認すべきポイントがあります。安全に使うために、次の点をチェックしましょう。

便器を使う前の確認
  • 各接続部の水漏れ確認:タンクと便器の接合部、給水管の接続部、床の排水接合部(便器と床の境目)から水漏れがないか目視で確認します。手で触れてみて、濡れているようならナットの増し締めややり直しが必要です。
  • 試運転:何度か実際に水を流してみて、正常に排水できるか確認します。レバー操作またはウォシュレットの洗浄ボタンで大小両方の水量を試し、水の勢いが十分か、しっかり流れるかチェックしてください。詰まりそうな異音がしたり、水位が極端に下がらない場合は排水経路に問題があるかもしれません。
  • タンクの動作確認:タンク式の場合、レバーを戻したあとタンクに自動で給水が開始・停止するか確認します。一度流した後にタンク内の浮き球(フロート)が下がって給水バルブが開き、満水になればピタッと止まるのが正常な動作です。止まらずに水が出続ける場合は、ボールタップや浮き球の調整が必要です。
  • 便器の安定性:便器をまたいで軽く体重をかけ、グラつきやグラグラしないか確かめます。ガタつくようであれば固定ナットを締め直します(ただし締めすぎに注意)。
  • ウォシュレットなど電装品のチェック:温水洗浄や暖房便座などの機能がちゃんと動作するか確かめます。リモコンの洗浄ノズル出し入れ、温風乾燥、暖房のON/OFFなど一通り試しましょう。

以上の点を問題なくクリアできれば、DIYによる便器交換は成功です。

初めてでも手順通り落ち着いて作業すれば交換自体は可能ですが、少しでも不安が残る場合はプロに点検してもらうと安心です。

古い便器の処分

取り外した古い便器やタンクの処分も考えなくてはなりません。陶器の便器は粗大ゴミ扱いとなるため、一般的な家庭ゴミでは収集してもらえないことが多いです。主な処分方法は次の3つです。

古い便器の処分方法
  • 自治体に回収してもらう
  • 不用品回収業者に依頼する
  • 販売店で引き取ってもらう

自治体に回収してもらう

お住まいの自治体の粗大ごみ収集を利用する方法です。

自治体によっては陶器製便器を回収対象にしていることがあり、指定の申込方法(電話やインターネット)で申し込み、収集日当日に指定場所へ搬出すれば回収・処分してもらえます。

処分費用は自治体によりますが、数百円~数千円程度の手数料券を購入するケースが多いです。

不用品回収業者に依頼する

民間の不用品回収業者に引き取りを依頼する方法です。

連絡すれば自宅までトラックで引き取りに来てくれるため、自分で運び出す必要がなく手間はかかりません。

ただし費用は業者ごとに差があります(相場は数千円~)。便器以外の粗大ゴミもまとめて処分したい場合には便利な方法です。

販売店で引き取ってもらう

新しいトイレを購入した販売店やリフォーム業者が、サービスの一環で古い便器の処分を請け負ってくれる場合があります。

購入時に「古い便器の引き取りが可能か」「処分費用はいくらか」を確認してみましょう。

量販店のリフォームサービス等では有料オプションで処分を代行してくれることが多いです。

いずれの方法でも、陶器は割れると非常に鋭利になるため、破損しないよう慎重に扱うことが大切です。

処分時まで屋外の邪魔にならない場所に置き、運ぶ際は怪我に注意しましょう。

便器交換にかかる費用相場

便器交換を検討するにあたり、費用相場も気になるポイントです。

費用は大きく「便器本体の価格」「工事(設置)費用」に分けられます。

それぞれの目安を把握しておきましょう。

本体価格

便器本体の価格は、選ぶトイレの種類やグレードによって幅広いです。

シンプルな組み合わせ式トイレ(便座別売り)であれば2~5万円台から購入できますが、多機能な温水洗浄便座一体型やタンクレストイレになると10~30万円と高額になります。

たとえば、メーカー各社のスタンダードな節水型トイレなら本体で約8~15万円前後、最新のハイグレードモデル(フル機能搭載タンクレスタイプなど)では20万円を超えることも珍しくありません。 価格帯の目安としては以下のとおりです。

便器の価格帯の目安
  • 組み合わせトイレ(便座別売り):本体のみ3万~8万円程度+便座価格(普通便座なら1万円程度、温水洗浄便座は機能により3万~10万円)。
  • 一体型トイレ:便座含めセットで8万~15万円程度(機能がシンプルなものは10万円以下もあり、上位モデルは15万円超)。
  • タンクレストイレ:15万~30万円程度(メーカー最上位モデルは30万円以上する場合もあります)。

これらは定価ベースの概算ですが、実売価格は量販店やネット通販で大幅割引されていることも多いため、型落ちモデルを狙えばさらに安く入手できるでしょう。

工事費用

次に工事費用(取外し・設置費用)です。

これも依頼する業者や現場の状況によって差がありますが、相場は2~5万円程度とされています。

比較的軽微な交換作業(便器の取り替えのみで内装工事なし)であれば、3万円前後が一般的な工事費用の目安です。

この中には古い便器の取り外し、新しい便器の設置、排水部品の交換、試運転、簡単な調整作業などが含まれます。

ただし、以下の場合は追加費用がかかることがあります。

工事費にかかる可能性がある追加費用
  • 内装工事も行う場合:トイレ交換と同時に床のクッションフロア張替えや壁紙張替えなどを行うと、その分の材料費・施工費が加算されます(0.5坪程度のトイレなら床張替え2万円前後が目安)。
  • 配管工事が必要な場合:和式から洋式に変える、排水位置を移動する、水圧が足りず加圧ポンプを設置する等の工事があると、工事費用は大幅に上がります(工事規模によって数万円~十数万円追加も)。
  • 電気工事が必要な場合:コンセントが無い場所に温水洗浄便座を付ける場合や、アース工事が必要な場合も別途費用が発生します(数千円~1万円程度)。

総合すると、便器本体代+工事費で考えた場合、安ければ7~10万円、高ければ20万円以上とかなり開きがあります。

実際のアンケートでも「トイレ交換費用は合計で15~20万円未満が最も多く、次いで10~15万円未満が多い」というデータがあります(交換する機種により差異)。

ご自身の希望に合ったトイレがいくらくらいするのか、業者のサイトやショールームで確認してみると良いでしょう。

ちなみに、交換にかかる費用に関してはこちらの記事でもご紹介していますので参考にしてください。

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便器交換にかかる金額を安く抑える方法

トイレの交換費用は決して安くありませんが、工夫次第でコストを抑えることも可能です。

ここでは、便器交換の費用負担を軽減する方法をいくつか紹介します。

自治体の補助金制度を利用する

国や自治体には、住宅のリフォームに対する補助金・助成金制度がいくつか存在します。トイレ交換も条件を満たせば補助対象となる場合があるので、ぜひチェックしましょう。

自治体の補助金制度の一例
  • 省エネ・節水型トイレへの交換:国の「住宅省エネキャンペーン」などでは、節水型の高性能トイレに交換する工事に対して補助金が出ることがあります。例えば、最新の節水型トイレ設置で1台あたり2万〜2.3万円程度の補助金が受けられるケースがあります。
  • バリアフリー改修:高齢者や要介護者がいる家庭で、和式から洋式へのトイレ改修や手すり設置などを行う場合、介護保険や自治体の高齢者住宅改修助成を利用できる可能性があります。介護保険では20万円を上限に工事費の8~9割が支給される制度(住宅改修費支給制度)があり、洋式トイレへの交換や床段差解消なども対象です。
  • 自治体独自の助成:一部の自治体では、節水型機器設置や省エネ改修に対する補助金制度を設けています。トイレの水量削減や汚水抑制に効果がある最新便器への交換を補助対象としている例もあります。自治体の広報やホームページでリフォーム助成制度を調べ、条件に当てはまれば積極的に活用しましょう。

補助金を利用する際は、事前申請が必要だったり、指定業者の施工が条件だったりします。

計画が決まったら早めに所管窓口に問い合わせ、必要な手続きを確認してください。

上手に制度を使えば、数万円~十数万円の負担軽減になることもあります。

業者の割引キャンペーンを利用する

リフォーム業者や設備販売店が実施している割引キャンペーンを狙うのも効果的です。例えば、以下のようなチャンスがあります。

業者の割引キャンペーンの一例
  • 季節キャンペーン:年末年始や決算期、リフォーム需要が落ち着く夏場などに、工事費割引や商品割引のキャンペーンが行われることがあります。「○月限定 工事費○円OFF」などの情報をチラシやWebサイトでチェックしましょう。
  • セット割引:複数の設備を同時に交換する場合の割引です。例えば「トイレと洗面台を同時リフォームで合計から1万円引き」など、まとめ工事でお得になるプランがあります。家の中の他の水まわりも古いなら同時に検討すると良いでしょう。
  • WEBクーポン・紹介割引:ネットからの見積もり依頼で割引クーポンがもらえたり、会員登録でポイント還元があったりする業者もあります。また、家族や友人の紹介で割引が受けられる紹介制度を設けている会社もあります。

こうしたキャンペーン情報は各社の公式サイトやチラシ、リフォーム情報サイトなどで告知されています。

工事のタイミングに融通がきくなら、割引期間に合わせて依頼すると経済的です。

ただし、極端に安い価格を掲げる業者には注意し、信頼性も考慮しましょう

トイレのグレードを下げる

「費用を安く抑えたい」最大のポイントは、選ぶトイレのグレード(機種)です。

高機能な最新モデルに魅力を感じるかもしれませんが、予算優先で考えるなら必要最低限の機能を満たす普及モデルを選ぶのがおすすめです。

例えば、各メーカーからはシンプルなシリーズとハイグレードなシリーズが発売されています。上位機種になるとデザインや機能は充実しますが価格も跳ね上がります。

温水洗浄便座にしても、「リモコンが壁付け」「オート開閉」「自動洗浄」「ナノイー脱臭」など豪華機能を省いたスタンダードタイプであれば、最新型でも価格が抑えられています。

便器自体もフチなし形状や撥水コーティングといった基本的な清掃機能は普及モデルにも搭載されていますので、「最高級」でなくとも日常使いには十分でしょう。

また、タンクレストイレに強い憧れが無ければ、あえてタンク付きタイプを選ぶことで費用を大幅に下げられます。

タンクレストイレはおしゃれですが価格が高く、水圧の問題など制約もあります。一方、組み合わせ式や一体型ならリーズナブルで、機能的にも近年は遜色ありません。

「見た目よりコスパ重視!」という方は、グレードダウンも検討してみてください。なお、型落ち品や展示処分品を安く購入できるケースもあります。

在庫限りの商品は定価の半額以下になることもあるので、予算内で収まるかどうか、掘り出し物を探してみるのも一案です。

便器交換を業者に依頼する際の選び方

自分での交換が難しい場合は、やはり専門の業者に依頼することになります。

ここでは、業者選びで失敗しないためのポイントを解説します。

業者を選ぶポイント
  • 資格の有無
  • 施工実績
  • 口コミ・評判
  • 相見積もり

資格の有無

まず確認したいのは、業者が適切な資格・許可を持っているかです。

トイレなど水回りの工事には「指定給水装置工事事業者」という各自治体の指定制度があり、水道工事の資格を持った業者でないと本来は施工できません。

水道局指定工事店の条件

依頼前に業者のホームページや見積書、各自治体の水道局ホームページ上で、水道工事の認可業者かどうかをチェックしましょう。

例えば「○○市水道局指定工事店」「○○県知事許可(管工事業)」などの記載が目安になります。

施工実績

次に、その業者がどれくらいトイレ交換の実績を持っているかを見ます。創業してからの年数や、これまで施工してきた件数などは重要な指標です。

リフォーム会社の中には幅広い工事を扱うところもありますが、水回り専門、トイレ交換専門を謳っている業者は特に経験豊富です。

施工事例を写真付きで紹介している会社も多いので、ホームページやパンフレットでチェックしてみましょう。

「どんな製品を扱ったことがあるか」「最新の節水型トイレの施工経験があるか」「施工後に不具合が出ていないか」などが参考になります。

実績豊富な会社であれば作業も手慣れており、短時間で丁寧に仕上げてくれるはずです。

口コミ・評判

実際に依頼した人の口コミや評判も業者選びの大きな判断材料です。

インターネット上のリフォーム口コミサイトやSNS、Googleのレビューなどで、その業者に対する顧客の声を調べてみましょう。

「見積もり段階から説明が丁寧だった」「価格が明朗だった」「作業が迅速で綺麗に仕上がった」「アフターケアも良かった」といったポジティブな評価が多い業者は信頼できます。

逆に「見積もりが不明瞭」「強引な営業を受けた」「工事後にトラブルがあった」などネガティブな意見が目立つ場合は注意が必要です。

ただし、匿名の口コミ投稿サイトにおいて、口コミ自体が自作自演である可能性もあります。

自作自演の口コミ

もちろん口コミは主観的なものなので鵜呑みにはできませんが、複数の声を総合的に判断するとよいでしょう。

ご近所でリフォーム経験者がいれば、直接紹介してもらうのも安心ですね。

相見積もり

最後に強調したいのが、相見積もり(複数業者から見積もりを取ること)です。

最初から一社に絞ってしまわず、ぜひ2~3社程度の見積もりを比較してください。

「1社だけの見積もりではその料金やサービスが適正か判断できない」ため、最低でも3社に見積もり依頼するのがおすすめです。

相見積もりは3社以上で

多くの業者は見積もり無料で対応してくれますので、遠慮なくお願いしましょう。

相見積もりをすることで、価格の違いだけでなく提案内容の違いも見えてきます。同じ便器交換でも、「この業者は内装も提案してきた」「この業者は不要な工事まで含めていないか?」など比較検討できます。

見積書の内訳に不明な項目があれば、遠慮なく質問しましょう。誠実な業者であれば丁寧に説明してくれます。

なお、相見積もり後に断るのが苦手という人は、断り文句の例を用意しておくとスムーズです(「他社も検討しているので一旦保留します」等で問題ありません)。

総じて、信頼できる業者かどうかを見極めるには、資格・実績・評判・提案力・価格のバランスをチェックすることが大切です。

大切なトイレ工事を安心して任せられる会社を選びましょう。

便器交換後のメンテナンス方法

無事に新しいトイレへ交換できたら、次は快適に長持ちさせるためのお手入れが大事です。

ここでは、新しい便器を使う際の注意点と日常的なお手入れ方法について説明します。

新しい便器を使うときの注意点

新品のトイレを設置した直後は、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

便器設置後の注意点
  • 取扱説明書を読む
  • 強い衝撃を与えない
  • 流せるもの・流せないもの
  • 洗浄レバーの使い分け
  • 電源と停電対策

これらの点に気をつけて使えば、新しいトイレを快適に利用できます。

最初のうちは慎重に扱い、異常がないか様子を見ることをおすすめします。

取扱説明書を読む

まず、新しいトイレの取り扱い説明書に目を通しましょう。

メーカーごとの注意事項(例えば「停電時の流し方」「凍結防止の方法」「洗剤使用上の注意」など)が記載されています。

特にハイテクトイレの場合、リモコン操作や特殊機能の使い方を把握しておくと戸惑わずに済みます。

強い衝撃を与えない

陶器部分は丈夫ですが、強い衝撃で割れる可能性はゼロではありません。

踏み台代わりに乗ったり、重い物を落としたりしないよう注意しましょう。

タンクレストイレの場合、背面に精密機器が収まっているため、背もたれにドンと寄りかかるのも避けたほうが無難です。

流せるもの・流せないもの

新しいトイレだからといって、生理用品や大量のトイレットペーパーなど流せない異物を流してはいけないのは同じです。

トイレに流しても良いものと悪いもの

最近はしっかり水流がある便器が多いですが、詰まりの原因になるものは厳禁です。「流せるお掃除シート」なども一度にたくさん流さないようにしましょう。

洗浄レバーの使い分け

節水型トイレでは大小レバー(または大小ボタン)が付いています。

大小を正しく使い分けることで節水効果を発揮しますが、水量が少ない「小」で無理に流そうとすると詰まりの原因にもなりかねません。

しっかり流したい時は迷わず「大」を使うようご家族にも周知しましょう。

電源と停電対策

ウォシュレット一体型やタンクレストイレは電気が必要です。

コンセントが確実に差さっているか確認し、たこ足配線は避けます。

停電時のマニュアル操作方法(手動レバーの場所など)も説明書で確認しておきましょう。

日常的なお手入れ方法

トイレを長く清潔に使うためには、日々のお掃除と定期メンテナンスが欠かせません。幸い、最新の便器はお手入れしやすい工夫が盛りだくさん。基本的な掃除方法を押さえておきましょう。

日常的なお手入れとそのポイント
  • 毎日の簡単掃除
  • 週1回程度のしっかり掃除
  • 新素材・コーティングへの配慮
  • その他のお手入れ

毎日の簡単掃除

便器は使うたびに汚れるもの。できれば毎日~数日に一度はサッと掃除する習慣をつけましょう。掃除の基本は中性洗剤と柔らかいブラシです。

具体的には、便器の外側(タンクや便座の表面、便器の脚部分など)は固く絞った雑巾で水拭きします。

温水洗浄便座の場合、掃除前に電源を切るかコンセントを抜いておくと安全です。便器の内側(鉢内)はトイレ用中性洗剤をスプレーし、数分置いて汚れを浮かせてからブラシでこすります。

フチ裏もブラシを差し込んでしっかり洗い、汚れを落としたら水で流します。

最後に便座を上げ、便座の裏やヒンジ部分も忘れず拭きましょう。

週1回程度のしっかり掃除

普段こまめに掃除していても、徐々に尿石や黒ずみなどの頑固な汚れが付くことがあります。

週に一度くらいは便器のフチ裏や排水口周りを重点的にチェックし、汚れが見られたら酸性洗剤や漂白剤を使ったお掃除をしましょう。

ただし、これら強力な洗剤は陶器やゴムパッキンを傷める場合もあるため長時間のつけ置きはNGです。

使用上の注意を読み、適切に使います。塩素系洗剤と酸性洗剤を混ぜると有毒ガスが発生するので、併用厳禁なのも注意点です。

ちなみにトイレの掃除についてはこちらの記事でもご紹介していますので参考にしてください。

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新素材・コーティングへの配慮

最近の便器には各社独自のコーティング(TOTOの「セフィオンテクト」、LIXILの「アクアセラミック」等)や、新素材の樹脂ボウル(パナソニックの「有機ガラス系」)が使われています。

これらは汚れを付きにくくする技術ですが、研磨剤入りのクレンザーや硬いブラシを使うとコーティングを傷つけてしまうことがあります。

メーカーも基本は中性洗剤+やわらかいブラシでの掃除を推奨しています。

ゴシゴシ力を入れなくても汚れが落ちるのが新素材の良さなので、優しく扱いましょう。

その他のお手入れ

便座と便器の継ぎ目に汚れが溜まりやすいので、ウォシュレット一体型でもできる範囲で便座を持ち上げ隙間を拭きます。

脱臭フィルター搭載機種では、フィルター掃除(掃除機で埃を吸うなど)も定期的に行うと効果が持続します。

タンクありトイレではタンク内にも水垢が溜まりますが、市販のタンク清掃剤を使用するか、数年に一度プロに内部清掃を依頼しても良いでしょう。

日常のちょっとした気配りと掃除で、新しいトイレの美しさと機能を長持ちさせることができます。

「汚れたらすぐ落とす」を心掛け、快適なトイレ環境をキープしましょう。

まとめ

便器交換は決して気軽な作業ではありませんが、ポイントを押さえれば初心者の方でも対応可能なケースがあります。

経年劣化や水漏れなど交換すべきサインを見逃さず、早めの対処で快適さと安心を手に入れましょう。

おさらいすると、便器交換の必要なタイミングには「寿命(使用15年程度)」「故障や水漏れ」「デザインの不満」「機能不足」などがありました。

交換時にはトイレの種類を比較検討し、ご自宅に合ったタイプを選びます。DIYで交換する場合は正しい手順と慎重さが求められますが、焦らず手順通りに進めれば無事完了できるでしょう。

費用面では便器本体と工事費用の概算を把握し、補助金やキャンペーンを活用したり機種選定を工夫したりすることでコストダウンも可能です。

また、業者依頼の場合は資格・実績を備えた信頼できるプロを選び、納得のいくまで相見積もりで比較検討することが大切でした。

本記事が皆様の便器交換・トイレリフォームの参考になり、不安解消やスムーズな工事のお役に立てれば幸いです。

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