スズキがインドでバイオ燃料自動車の普及を促進する。インドに数億頭はいるという、牛の糞から採ったバイオガスで走行できる圧縮バイオガス(CBG)乗用車の事業化を進めている。二輪車ではサトウキビ由来のバイオエタノールをつかうフレックス燃料車を開発し、販売をはじめたばかりだ。

  • 「人とくるまのテクノロジー展2025」スズキブースのイメージ

どちらも本格的な普及にむけて解決すべき課題は多いが、インド政府が推進するカーボンニュートラル(CN)と、エネルギーを輸入に頼らない経済安全性に合致するものだ。長年トップシェアに君臨する同社だが、競争は激化傾向とあって独自色を打ち出し、さらにシェアを拡大する狙いがある。

“最重要”インド車市場でシェア5割獲得をねらうスズキ

この記事は
Members+会員の方のみ御覧いただけます

ログイン/無料会員登録

会員サービスの詳細はこちら